カウンセリングとは?

カウンセリングの元々の意味は「相談・助言」のことですが、こころの診療においては、医師や心理師・カウンセラー等が心の悩みを聴き、心の専門家としての視点から指導や援助を行う治療や技法を意味します。 指導や援助と言っても、具体的な指示をする場合もあれば、ただ話をまとめるだけのこともあり、また治療や技法にかかる時間についても様々です。 辛い気持ちの時には、自分の気持ちがよくわからなくて、どうしたら良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。 そんな時は、自分の事を話しそれをしっかり聴いてもらうことで、問題点が整理出来たり、解決への糸口が見つかったりする場合があります。 「カウンセリングは、どうしたらよいのかのアドバイスを受けたり、答えを出してもらったりするためのものではありません。」 自分自身の力で立ち直っていくきっかけを作ったり、気持ちや考え方を整理していくサポートを行うのがカウンセラーの仕事なのです。