①抱えている問題を整理できる
複雑な状況や感情を一つ一つ取り上げて言葉にすることで、自分の気持ちや考えを整理することができる。
⓶自分の考え方の癖や自覚できてない意外な長所に気づく
カウンセラーは理解者としてはもちろん、時に専門家として客観的な分析をします。違う角度から見た自分を知ることで、これまで知らなかった自分の側面に気づきます。
⓷自の肯定感や自信が生まれる
カウンセラーは、一切の否定や批判をせずに相談者の話に耳を傾けます。<傾聴>これまでに人に話すのが、ためらわれるような深い悩みや苦しみを語り、抑えてきた感情を外に出すことで精神的に楽になることができます。
この様な経験を経て、自分の思考や感情を大切にする心が育ち、自己肯定感や自信に繋がるのです。
➃人と上手に付き合うための、自分なりの方法
相談者の抱える問題は社会生活や人間関係にも影響します。カウンセラーは問題を相談者個人だけのものにしないで、相談者を取り巻く人たちとの関係も含めたものとして捉えます。
この視点からの支援により、相談者が人とうまく付き合っていける方法を見付けます。
※カウンセリングの学術的・治療的効果
・軽度のうつと診断された人に、初期治療として4~6回の心理療法などのカウンセリングを行ったところ、半年後には約60%の人がうつの診断がされなくなった。
・同じレベルのうつ症状を抱える人達を比較したとき、心理療法などのカウンセリングを受けた人は、受けてない人に対して4か月後のうつ症状のレベルが大幅に減少した。
というような研究結果が出ています。