健康の3原則について

<食事:D >

●人間は60兆個の細胞でできています。その細胞は全て栄養を得ることで新しく生まれ変わったりします。

十分な栄養をきちんと摂ることが大切です。

消化、吸収は副交感神経のコントロール下にあります。美味しく・ゆっくり・よく噛んで、初めて副交感神経が十分に働きます。

食材に過度にこだわり過ぎず、楽しんで食事してください。

(玄米、発酵食品、野菜、豆類、魚介類を中心に旬のものをいただくとよいでしょう。)

 

◇少食を心がける

・現代人のほとんどが食べ過ぎです。
・食事はお腹いっぱいになるまで食べずに、腹八分目を心がけると、自然と健康に近づきます。
・消化しきれない食べ物が血液を汚すことになります。

 

◇甘い物(砂糖)の摂取を控える

・甘い物の摂り過ぎは、血液を酸性に傾け、「ストレス・無気力・疲労」の原因になります。
・また、血液中のカルシウムを奪うので、イライラしやすくなります。
・ノイローゼの人や登校拒否の児童達に、甘い物の摂り過ぎが多いというデーターがあります。

 

◇カフェインを控える

・コーヒーや緑茶など、カフェインを多く含む飲み物は自律神経失調症や、パニック症状を強める場合があります。
・カフェインは副腎を刺激するのでアドレナリンが放出されます。
・アドレナリンが交感神経を刺激してイライラや興奮状態を引き起こすことになります。
・また、眠気覚ましにコーヒーを飲むように、カフェインは不眠も引き起こす原因となります。

 

<運動:E>

・運動する事は、身体を温め体温を上げて免疫力をアップする手軽な方法です。
・運動をすると、内臓の働きが活発になります。これは、通勤、仕事、家事などの普段の生活では使われない筋肉が動くからです。

・内臓の働きが活発ということは、副交感神経が優位であるということです。
・また、運動で汗をかけば「体温調整」という自律神経の働きも高まります。

・副交感神経を優位にする運動は、「ウオーキング・ジョギング・サイクリング・水泳・ストレッチ・ラジオ体操・ヨガ・太極拳など」がおすすめです。

・あなたのペースで、ゆるやかに楽しめる運動が効果的です。
・急に激しい運動をすることなく、軽く汗をかく程度で、心身ともに気持良いのが一番です。

・骨全体で体重を支える良い姿勢は、活動量も増え健康維持に貢献します。

・頭、頚が前に出ているうなだれた姿勢ではなく、百科事典を頭の上に乗せているイメージで、良い姿勢を心がけましょう。

 

<睡眠:S>

・睡眠は1日の内で最も副交感神経が優位になる時間です。
・副交感神経の働きの割合によって、身体の回復も新陳代謝も栄養の吸収も老廃物の排出も、成長ホルモンの分泌も、全く違ってきます。

・睡眠は健康を維持する為に欠かせません。
  1、体にたまった疲れを取るため
 2、疲れた頭脳を休めるため
 3、疲れた神経を休めるため
 4、骨格の歪みを正しくするため
 5、その他

 

 ・ゴールデンタイムは夜10時から11時半の間の就寝、朝4時から6時の間の起床です。

 ついついやることに追われてしまいがちですが、ゴールデンタイムには熟睡しているように心がけたいものです。